はい、題目どおりでございます。
今回はBL映画「海辺のエトランゼ」を観てきました。
職場でたまたま映画の話になって、そういえば海辺のエトランゼが始まってたなあ、観に行きたいと思ってたんだよなあ、とぼんやり思い。
いつまでやってるんだっけ?と確認すると、全国で終映1週間前ではありませんか。
(今日の段階ではとっくに全国で終映しております。)
随分遠方な映画館でしか上映していないようだったので、ちょっとした遠征でした。
きょろきょろうろうろしながらやっと辿り着き、ネットで買っていたチケットを発券しようとすると
「発券しようとしている映画は既に上映開始しています」
という旨のポップアップが出るではないですか。
What?
なんと上映開始時間を30分勘違いしていて、到着した時点でとっくに始まっていました。
やらかしよるわこいつ。ハッハッハ。
慌てて飲み物を買って入ろうとするも、チケットの確認をしてくれる係の人が見当たらず。
おあー!始まってるんじゃが!とおろおろしていると、奥の方から係の人が出てきてくれまして、やっと入場できました。
終映間近だというのに入場特典も頂けちゃいました。やったぜ。
暗い中をそそくさと席につくと、自分のあとからも2,3人ほどぽつぽつと途中入場の方が。
遅刻組は自分一人じゃなかったぜ。
ついでに、男ソロも自分一人じゃなかったぜ。わりといたわ。
どうやら本編は始まってそう間もなかったようで、さほど話を理解にするには問題なく観られました。
舞台が沖縄の離島ということで、とにかく背景の自然がきれい。
ゆえにBLも映える映える。
語彙も足りんのでとにかくアレがアレですがエモい…って感じですね。うん。
女子勢の存在感がとてもいい塩梅でした。レズップルが登場するBLってのもありそうであんまり読んだことなかったかも。
ぶっちゃけ、原作未読という舐めプ状態で臨んだので「そっちが受けか~~~」ってなりました。
大丈夫、解釈違わない。わたくしどっちがどっちでもなんなら劇中でひっくり返ってもおいしくいただきます。
あまりに良かったので帰りの足でメイトに駆け込んで既刊を5巻すべてまとめ買いいたしましてよ。
実は原作の「海辺のエトランゼ」の初版が出たタイミングで書店で見かけていたのはいたんですけど、微妙に趣味じゃないかも?と思ってたんですよね。
実際に映画で観てみて、好みのBLカップルかというとやっぱり微妙に違ったのですが。
現在は「春風のエトランゼ」として、4巻まで発行されています。
海辺のエトランゼから一転、現行では家族との同居やその関係が描かれておるのですが、彼らカップルが周りの人間関係を巻き込みながら成長していく様がとてもよいんですよね。
好みの男同士が合体してヨシ!で終わるタイプのBLでなく、彼らの人生がどう展開していくのかが面白いかなって。
もちろん前者だって好きですよ。好みの男同士がくんずほぐれつしている様は非常によいものです。
だいたいのBL漫画って肉体関係ありき、エロシーン描写前提の話で展開するのでどうしても受け攻めが好みの容姿かってのが重要なんですよね。。。
これならこれで好きだし、今後もシリーズを追っていきたいなと思います。
BL映画というものは2月に囀る鳥は羽ばたかないを観に行って以来でしたが、いやあいい時代になったもんですね。
こっちもエトランゼも映画の続編が出るのが楽しみです。
…やるよね?やるといって?
ただ、囀る鳥は羽ばたかないは次作が出ても観に行くのに勇気がいるかもなあって。
原作からして仕方ないのですが、
・雨音の中、静かな会話シーン
・派手に怒鳴り合ったり殴り合うようなシーン
・フェラ音が響くシーン
・男の喘ぎ声・肉音が響くシーン
概ねこの4つで構成されている上に下2つの比率がまあまあ高い。おのれビッチ。
人を誘っていこうかなとも思ったんですけど、誘わなくてよかった!ってなりました。
さすがにどでかいスクリーンと良いステレオでAVを一緒に観る度胸はないぜ。
ヨネダコウ先生の作品なら、「それでも、やさしい恋をする」の方の映像化を切に望むのですが。
だめですかね。うーん。
こんどは間に合えばと都合がつけばですが、どうにかなる日々を観に行ってみたいなーと思います。
いけるかなー、いけたらまた記事にしましょうね。